李登輝 東京で講演「日台は運命共同体」
【新唐人2014年9月23日】91歳の台湾元総統、李登輝氏が21日、東京で講演を行い、台湾と日本は運命共同体だと強調しました。現場からの報道をご覧ください。
21日、東京に到着した李登輝氏は、その日の夜、講演を行いました。会場の約500人の定員は、2週間前に埋まっていました。今回、1時間ほどの講演はすべて日本語です。
李登輝・元総統
「91歳になって、今日 初めて娘たちを連れて、日本に参ったわけです」
日本政府の憲法改正や集団的自衛権の行使容認は、東アジア地域の平和を促進すると肯定的にとらえました。
李登輝・元総統
「戦後 長らく続いた日本の不正常な状態を正し、再生していくための第一歩であり、決断した安倍総理には心から敬意を表したいと思います」
国を守ることは元首の責任であり、日本の軍事的な独立は、台湾とも密接に関わると述べました。
李登輝・元総統
「日本と台湾は運命共同体です。日本がよくなれば台湾もよくなり、その反対もしかりです」
日本李登輝友の会 小田村四郎会長
「これほど日本のことをご存知の方は…まあ もともと日本人でしたからね。だから めったにいないし、恐らく世界の政治家の中で、これほどの知日家の方はおられないと思いますね」
海上保安大学校 三宅教雄元校長
「平和を保つために、軍備は要らないなんていう人が多い世の中で、李登輝先生がちゃんとはっきりと軍備の必要性を説いてくれた」
渡辺利夫 拓殖大学総長
「日本人がしっかりしなければダメだよというメッセージが非常に強く伝わりました」
91歳の李登輝氏の日本訪問は、総統退任後、今回が6回目ですが、このたびの訪問も高い関心を呼んでいます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/22/a1140249.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)